不登校の生徒さん・その後〜夏〜

今日は
以前ブログでご紹介させていただいた
不登校の生徒さんの
その後のお話をさせてください。

読まれていらっしゃらない方は
こちらのブログを読んでいただいてから
今日のブログを読んでいただけると
ありがたいです。
不登校のお子さんを持つご家族の方へ


並木道



一般に、中学生のときに
不登校だった生徒さんや
学校に通っていても
保健室・相談室登校だった生徒さんは
高校に進学したとしても
毎日学校に行くことが
難しいことが多いようです。

実際に高校の先生から、
「表面上、受験時に
中学校での欠席が少なく、
成績も普通だった生徒さんが

高校入学してから学校に馴染めなかったり
成績が不振だったりしたため
原因をさぐっていくと

実は中学生のときに
保健室登校だった」
という話を聞いたことがあります。

またせっかく入学しても
高校を中退してしまうケースも
少なからず見受けらるようです。

ランタナ



さて、不登校の状態から高校受験をし、
見事、合格を勝ち取った
私たちの誇るべき
このご紹介する生徒さん。

無事に4月には入学式を迎え、
晴れて高校生となりました。

そして現在は
本当に中学校のときに不登校だったのかと疑うくらい、
毎日元気に学校に通っています。

部活にも所属し、
放課後はもちろん、
週末もほぼ休みなしで
学校に行っています。

もちろん、この夏休みも
毎日部活三昧です。

この生徒さんが通う高校は
いわゆる進学校です。
授業のレベルもなかなかのもの。

でもこの生徒さんは
中学校の授業を受けていないにもかかわらず、
キチンと高校の授業にも
ついていけています。

いかに、受験の時に
自宅で頑張っていたか、
そして今も頑張っているかが
わかりますね。

先生やクラスの友だち、
部活の仲間や先輩たちとの間柄にも
目立った問題もなく、
塾に来たときには、
私たちに高校でのあれこれを
たくさん話してくれます。

きっとクラスや部活の仲間たちは
この生徒さんが中学校のときに
学校に通えていなかったとは
思いもしないでしょう。

この生徒さんにとって、
あの学校に行かなかった日々は
必要な時間だったのでは…と
私は思うのです。

学校に行くことだけが人生でないと、
この生徒さんが身をもって
教えてくれたような気がします。

不登校の生徒さんやその親御さんは
「学校に行けていない」
ということに罪悪感を持っているように思います。

でもそれは
「みんなが通っているから」
「義務教育だから」
という価値観のもとで
そのような罪悪感を持ってしまうように思うのです。

体調や自分の精神を壊してまで
学校に「通わなければならない」なんてことはあり得ません。

学校に通えないという罪悪感を捨て、
学校に行かないことが
自分には・この子には必要なのだと
そういう気持ちでいることが

その生徒さんの今後の人生を
より良い方向へ向かうために
大切なことではないだろうかと思っています。

責善学舎では
すべてのお子さんが
自分の可能性を信じて
才能を発揮できるよう
サポートしています。

それは、当塾生だけでなく
塾生でない生徒さんや
他塾の生徒さんも同じです。

もし、不登校で悩んでいる
生徒さん・親御さんがいらっしゃいましたら、
まずはこちらの「責善学舎の信念」を
お読みいただければと思います。
責善学舎の信念


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日のブログは
塾生みんなの母ちゃんでした。

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