埼玉県私立高校の入試説明会・個別相談会とは何か?〜個別相談会編〜

これまでのブログで
入試説明会、通知表、北辰テストのお話をしてきました。
いよいよ「個別相談会」の話です。

以前のブログで
「個別相談会には必ず足を運んでください」
と書かせていただきました。
(そのブログはこちら⇨9/18ブログ「文化祭はどうでしたか?」)

その理由を今日はお伝えします。

大妻嵐山



「個別相談会」は
中学3年生=受験生とその保護者の方が
受験をしようとしている高校に赴いて
高校の先生と話し合う会です。

何を話し合うのかというと
「現在の学力でその高校を受けた場合に合格できるのか」
を相談するのです。


いわゆる「確約を取る」というものです。

その昔、私が中学生だったころは
普通に「確約を出します」「確約が取れました」
というワードで会話があったと思うのですが、

現在の世の中では
大っぴらに高校側が「合格を確約します!」
と言えない時代になってしまったので、
非常に曖昧な言葉を交わしているのですが、
本当のところは
合格の確約を出すため、もらうための会が
「個別相談会」です。

城西川越



「入試説明会」が
沢山の生徒・保護者に向けて説明されるのに対し、
「個別相談会」は
先生1人に、生徒・保護者1組の人、三者面談形式で行われます。

高校側は
生徒・保護者から希望するコースを聞き、
「通知表のコピー」と「北辰テストの結果」を見させてもらい、
生徒の学力が希望するコースの学力と合っているのか判断します。

「通知表のコピー」と「北辰テストの結果」を
どのように使うのかは
学校・コースによって違います。

もっとも多いのは
「内申点」または「偏差値」のどちらかが
学校が提示する成績基準を満たしているかどうか。

学校によっては
「内申点」及び「偏差値」の両方が
学校が提示する成績基準を満たしているかどうか、
見るところもあります。

また「偏差値」の扱い方も学校・コースによって違い
使用する偏差値が
「7月以降の偏差値」であったり
「9月以降の偏差値」であったりします。

さらにその偏差値も
「一番良かった偏差値」であったり
「もっとも良い偏差値と、2番目に良い偏差値の平均」であったりと様々です。

ここで学力が見合っている場合は
「大丈夫ですよ」とか
「安心して受験してください」とか
「◎(にじゅうまる)です」とか
曖昧な言葉ですが
「合格できますよ」的な返答が返ってきます。
けして「確約を出します」とは言いません。

もし学力が見合っていない場合は
希望とは別のコースを勧められたり、
次回の北辰テストの結果を持って
もう一度個別相談会に来るように言われたりします。

この「個別相談会」で確約をもらえたのであれば
入試本番で、
入試を受験しなかった、とか
0点であったなどしなければ
ほぼ「合格できる」と考えていいでしょう。

なので
「必ず個別相談会に足を運ぶ」のです。

では「個別相談会」に参加しなかった場合には
いったいどうなるのでしょうか?

「個別相談会」に参加しなかった場合でも、
入試を受験することはできます。
ただし、事前に北辰テストの偏差値を高校に伝えていないため
入試本番の成績が
学校側の考える「合格点」を確実に超えなければなりません。

決して不可能なことではないのですが、
他の受験者の成績によっては
不合格になる可能性も十分にあるのです。

ということは
「個別相談会」に参加しなかった受験生は
確実に受かることが決まっている他の受験生に比べて
圧倒的に不利というわけです。

ですから、何度も言うように
「個別相談会」へは行って欲しいのです。

実際のところ、「個別相談会」に行けば
受験生は「合格の確約」をもらえるのですから
高校に進学できることは決定するわけです。
受験するうえで、それは安心材料になりますよね。

また高校側にとっては
受験生の人数の把握ができ
さらにそこから入学者数を推定することができるのです。

私立高校にとって生徒が入学するということは
学校を運営するうえで大事な財源になります。
生徒が来ない学校なんて潰れますから。

だからこそ各私立高校は
入試を受けてもらうために
入試説明会を開くのはもちろん、
オープンスクールであったり、
部活動体験会であったり、
最近では制服試着会であったり、
学食体験会であったり、
様々なイベントを開催して
受験生を確保しているのです。

これから「入試説明会」「個別相談会」が
始まってきます。

確実に高校に入学できるように
ぜひ親子で「個別相談会」に足を運んでください。

次回のブログでは
内申点、偏差値のほかに
評価の対象となるものについて
お話しようと思います。



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