令和3年度入試出題範囲

埼玉県教育委員会では
令和3年(2021年)度高校入試情報
(主に中学3年生が受検する入試情報)を
6月30日及び7月10日に発表し、
学力検査の出題範囲等については、
中学3年生等の学習状況を踏まえて、
出題範囲を配慮、つまり縮小するとの決定を出しました。

入学者選抜会場



これは東京都が先月同様の発表をしていますので
予想通りの決定と言えるでしょう。

一方で
私立高校の入試説明会に参加してわかったことは
私立高校の入試では
出題範囲は例年通りの高校が
大半であるということです。

もともと埼玉県の私立高校は
受験生と保護者が、9月末から行われる
各私立高校の個別相談会に参加して
1学期の内申点と、北辰テストの偏差値、
それに各検定試験の結果をもとに
いわゆる「確約」を出しています。

ですから「確約」がもらえれば
入試本番で名前を書き忘れたり、0点を取ったりしない限り
ほとんどの場合は「合格」が「確約」されているのです。

だから非常に口の悪い言い方をすると
私立高校入試は
入試範囲がどうであろうが、あまり影響はない。

逆に、公立高校が第一志望の生徒さんは
「出題しない」と言われている範囲を一生懸命学習しても
試験には出ないので
そこは範囲を絞って、学習することができますね。

しかしそうは言っても学力試験は
「きちんと中学校の学習内容が理解できているか」
が問われていますから、
出題される範囲をよく理解し、ミスなく解くかがポイント。
出題範囲が狭くなっても
倍率が下がるワケではないのです。

今は、情報に流されずに
しっかりと学習して欲しいと思います。

公立高校入試の出題範囲ついては
埼玉県教育委員会が
中学3年生・保護者にわかりやすいように
リーフレットにまとめていますので、
こちらをご覧ください。
令和3年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における学力検査問題の出題範囲について

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