「家で勉強しない」お子さんのいる保護者の方に読んでほしい
【「家で勉強しない」お子さんのいる保護者の方に読んでほしい】
保護者の方とお話をしていると
「この子は家では勉強しなくて」とか
「お手伝いもしてくれないんです」など
聞くことがあります。
そういう生徒さん。
案外、塾の中ではしっかりしているものです。
家で勉強しているところを見たことないんです、という生徒さんでも
中には4〜5時間、平気で集中して
勉強していたりします。
外向きにはしっかりしているから、
家にいるときは気が抜けて
ダラッとしているのだと思います。
成績も親御さんがみると
「ちょっと、大丈夫なの」
と思うような成績でも
塾講師がみると
そんなに慌てることではないような場合も多いのです。
一方、同じように
「この子は家では勉強しなくて」と聞く生徒さんでも、
「この生徒さんはまずいな」
と感じる生徒さんもいます。
そういう生徒さんたちに共通することは、
塾長と目が合うと、
急におどおどしだすのです。
言っておきますが
塾長は生徒に威圧感を与えてるわけではありませんよ。
ただ話したいだけ。
生徒に怒ることなんて
まずありませんから。
でも生徒さんは、おどおどするんですよ。
おそらく、真っ直ぐに見られたことが
ないのでしょうね。
こういう生徒さんは
勉強云々、成績云々の前に、
自分の考えができていないことが多いです。
「何を聞かれるか」
「何を言われるか」
「何を答えていいのか」
「何か悪いことをしてしまったのか」
こんなことを考えて
ドキドキしているのでしょうね。
そして、何か間違ったことを言ったら
怒られると思っているのでしょうね。
別に塾長は怒りたいわけではないのですよ。ただ
「あなたの考えが知りたいだけ」。
でも
「自分の思っていることを他人に伝える」
ことに慣れていないと
それはできないのです。
そしてそれは、
塾講師だけで、どうにかできる問題ではないのです。
ですので、ここは
保護者の方にご協力いただきたいのです。
自分の思っていることを誰かに伝えるためには、
自分が何を思っているのかを認識しなければなりません。
自分はどう思うのか、自分はどう考えるのか。
簡単なことですけど、
テレビやSNSから流れてくる情報ばかりを入れていると、
大人でも意識をしないと難しいことです。
お子さんが
「テレビばかり見てる」
「ゲームばかりやっている」
と、どうしても目につきます。
でも、お子さんが何をしていれば
親御さんは納得するのでしょうか?
では
自分は振り返ってみてどうでしょうか?
ドラマに夢中になってませんか?
スマホを見る時間は長すぎはしませんか?
そして、お子さんや旦那さま(奥さま)に
「自分はこう思うよ」と伝えていますか?
20年間、塾で中学生を見続けています。
「この生徒さんは伸びる」
「この生徒さんは心配ない」
と思う生徒さんは
顔つきを見れば、わかるのです。
いい「顔」になったとき、
それは生徒さんが精神的に成長したとき。
そんな顔をみるのは、とても嬉しいのです。
そしてその「顔」になるためには
親御さんの在り方がとても大切なのです。
【お子様のことでお悩みの保護者の方へ】
責善学舎では塾生以外の方も、塾長が
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