反省(自戒も込めて)

【反省(自戒も込めて)】

埼玉県での高校入試では
入試合否判定の材料として、
内申点、偏差値のほかに
「欠席日数」というものがあります。

私立高校に個別相談会に行ったとして、
いくら内申点や偏差値が
その学校の基準を超えたとしていても
欠席日数が多いと門前払いをされてしまいます。

そのため中学生は1年生の頃から、
多少微熱があったりお腹が痛かったりしても学校を休まず、
学校に登校するのが
暗黙の了解で「よし」とされているところがあります。

だから私も、息子たちには
多少具合が悪くても
「とにかく学校には行って。
具合が悪くなったら、保健室に行けばいいから」
と言って、
無理やり学校に行かせていました。

「そこまでしなくても」と思う方はたくさんいらっしゃるでしょう。
でも意外と欠席日数の基準は厳しく、
たいていの学校は3年間で15日以内という感じです。

3年間で15日、
つまり1年間にたったの5日しか休めません。

中学生は大人が思っている以上に忙しいもの。
部活は毎日あるし、習い事もある。
忙しくなれば、体が疲れて
風邪をひくこともあります。

でも風邪をひいても
年間5日しか休めないのです。

高校側にもその基準を設けている言い分はわかります。
不登校の生徒は、できるだけ受け入れたくないからです。
ですからわざわざ例外として
「欠席が多くても、入院したなど、
診断書を提出すれば、その範囲ではない」
と言っています。

私はできれば風邪を引いたとしても、薬に頼らず、
家で寝ていて、自分の免疫力で治したいと思っています。
けど一度風邪を引いたら、私だったら5日程度では治らない。

ところが、子どもたちには
風邪を引いても「学校に行きなさい」と言わなくてはならない。
心が痛みました。

窓



現在高校1年生の我が家の次男。
小学生の頃から気に病むことがあると
お腹が痛くなり、
トイレから出られなくなります。

小学生の頃は登校時間になると
トイレから出られなくなることが度々あり、
学校を欠席したこともしばしば。

それでも、学校は嫌いではなかったので
長期の欠席になることはありませんでした。

でも中学校では、登校時間にトイレにこもってしまっても
欠席することはマイナスになってしまうので
まだお腹が痛くても、トイレから出たならば
無理やり学校に行かせていました。
本人には辛いことだったと思います。
かわいそうなことをしていたと思います。

今、新型コロナウイルスの流行で
学校側は生徒の体調不良には敏感になっていることと思います。
具合が悪い生徒には
「無理をせず」と言っているはずです。

子どもたちにも集団生活に対して
向き不向きがあると思います。
学校には行けないけど、
勉強したい子どもはたくさんいるはずです。

実際、ある私立高校では
オンライン授業にしたところ
学校の授業では全く発言をしなかった生徒が
オンライン授業では、よく意見を言っていたという話もありました。

単なる「出席」「欠席」ではなく
その後ろにある生徒の能力を考慮した
入試の合否判断になっていけばいいなと
子どもの親として思っています。





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