やる気スイッチに頼らない

教室長の鈴木です。いつもご覧いただき、ありがとうございます。

中学生は期末テストも終わり、いよいよ公立入試まであと3ヶ月、私立入試まであと2ヶ月となりました。

いま塾では面談を実施して、ここから先の学習法や毎日の生活リズムについてお話をしています。多くの塾では、基本的には授業をすることがメインになっていますが、私たちはお子さんの「学びに向かう姿勢」そのものを育てることを第一に考えていますので、塾の授業がない日も含めて、ふ
だんの生活から変えていくための指導をしています。

具体的には、大まかな学習計画と日々の課題に分けてお話をします。まずは学習計画から。公立高校受験をする人は、残り3ヶ月で次のような流れで学習をすることをおすすめしています。

12/2〜12/7
北辰テストの自己採点・弱点分析と演習・解き直し
12/8〜12/24
教科書未習範囲の先取り学習(特に理社数)
12/25〜1/7
本番と同じ時間割での過去問/予想模試演習・弱点分析と演習・解き直し
1/8〜1/21
私立高校の過去問演習+理社の記述対策
1/22・23・24
私立入試
1/25〜2/27
土日どちらからで本番と同じ時間割での過去問/予想模試演習
平日弱点分析と演習・解き直し。問題形式別対策

こうして各時期にやるべきことをはっきりさせて本番までしっかりと計画立てすることで、途中であれこれ迷ったりすることなく、走り抜けることができるようになります。また、私立入試が終わって気が抜けてしまったり、あれもやったほうがいいんじゃないか、ここも不安だなという脇道に逸れるような悪魔の囁きも耳に入らないようになります。

本筋を見失わないで集中するためには、ゴールまでのコースをきちんと定めることが肝心です。

意外とここをきちんとしていない受験生が多いので、冬休みをだらだら過ごしたり、私立入試明けに怠けたり、あれこれ気が移ったりしてしまうわけです。そうした姿を見ると、親御さんは「うちの子はやる気がない。」「受験生としての自覚がない。」と捉えてイライラしてしまいがちですが、実はお子さんの「やる気」の問題ではありません。

例えばマラソンをするとして、ゴールだけ示されて、「じゃあ、とりあえず走ってください。」と言われたら、きっと困ってしまいますよね。それと同じことです。進むべき道がわからなければ進みようがないんです。

そこを自ら開拓していける子も中にはいますが、ふつうはなかなかそうはいきませんし、それに自分で開拓した道が合っているとも限りません。

なので、勉強全般に言えることだと思いますが、お子さんの「やる気」という漠然とした移ろいやすいものに頼るのではなく、明確に道を示すこと、それを共有して一緒に歩んでいくことが、ここから先の学習を有意義なものにするためには必要になってきます。

やる気スイッチというのは、誰かが押してあげるものでもありませんし、オンになってから勉強に向かうというものでもありません。ただやるべきことをやり続けていく中で勝手にオンになっているものなんです。お子さんのやる気を待つのではなく、まずはやるべきことを具体的に示してあげるところからはじめて、ゴールまでをきちんと想像させて「これでいける」と思えるようにしてあげれば、迷うことなく取り組めるようになるはずです。

日々の課題をどう設定するかについてはまた次回に。
ありがとうございました。

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